妊娠、出産が近くにつれ、意識したり調べ始める育児グッズ。
その中で比較的大きな出費となる「ベビーカー」。
とはいえベビーカーは、子供を乗せるためだけではなく、ちょっとした荷物置きにもなる、便利なアイテムです。
子供が小さいうちは特に、お出かけ時の必須アイテムと言っても過言ではありません。
今回は、ベビーカーの種類や選び方とおすすめのベビーカーを紹介していきます。
- ベビーカーの選び方
- ベビーカーはA型とB型の2種類
- A型ベビーカー
- B型ベビーカー
- ベビーカーの選び方ポイント解説
- 育児環境の確認
- バギーボードの活用も視野に
- ベビーカーはA型とB型の2種類
- 厳選版おすすめ人気ベビーカーランキング
- コンビ Combi ホワイトレーベル メチャカル プラス plus HF(スゴカル)
- 第2位:ヤトミ ベビーカー スムースバギー
- 第3位:アップリカ Aprica カルーンエアーAB
- まとめ
ベビーカーの選び方
ベビーカーは種類が豊富。というよりブランド(メーカー)があり過ぎてどれを選べばいいのかわからないというママパパも多いと思います。
結論から言って、割となんでも大丈夫です。
もちろん赤ちゃんを優しくサポートしてくれる(高価な)モデルもありますが、実際は廉価モデルでも充分機能的。
我が家も育児系のサイトで紹介されている、人気の高い一番値段の張るモデルを選びましたが、そこまでする必要はありません。
特にベビーグッズは、ただでさえあれこれ必要なのに、子を思う親の気持ちにつけこんでくるので、値崩れしにくく、高価なものが多いです。
最近はプライベートブランド等のお手頃価格のモデルも多数ありますし、フリマや地域コミュニティで譲り受けもできたりします。
本章では、ベビーカーの種類・選び方のポイントについて、解説していきます。
ベビーカーはA型とB型の2種類
厳密にいうと、A型B型の機能を併せ持ったモデルもありますが、そこは一旦忘れて、A型ベビーカーと、B型ベビーカーの解説をしていきます。
ちなみにこれらの規格は、一般財団法人製品安全協会が定めたSG基準によって、製品ごとに細かく決められています。
【参考】一般財団法人製品安全協会 | SGマーク | SG基準 | 安全基準 | 日本
「SGマーク制度」は安全基準・製品認証・事故賠償が一体となった安全・安心の証
A型ベビーカー
A型ベビーカーは、首すわり前から使えるものが多く、一般的に赤ちゃん(首すわり前)から使えるベビーカーといえばA型と思っておいてもいいかもしれません。
SG基準には下記の通り記されています。
A型は、生後1ヶ月頃から使えるものが多く、背もたれから座面にかけて、フルフラットになるのが主な特徴。座面や背もたれ、日よけなどが、赤ちゃんを包み込むような形になっていて、衝撃や刺激から守る形になっています。
また現在のA型は、背面押しだけではなく、ハンドル操作一つで赤ちゃんと向き合った状態でも使える両対面式のタイプが主流です。
B型ベビーカー
B型ベビーカーは、A型・AB型以外のものを指し、おすわりができる7ヶ月頃から使用できるベビーカーです。
SG基準は下記の通りです。
主な特徴は、“座る”という機能に特化しているだけなので、比較的シンプルな設計のものが多いです。バギーなどもこちらに分類されます(バギーは特に軽量のものが多い)。
モデルにもよりますが、A型に比べ簡素な分、価格も安いものが多いです。
以前はA型の方が重量がある傾向でしたが、現在はA型・B型どちらも軽量化されています
AB型ベビーカーは、低月齢から使えるベビーカーのことで、A型B型どちらの機能も有しているベビーカーのことを指します
- A型:1ヶ月から最長48ヶ月まで使えるベビーカー(AB型もコチラに含まれる)
- B型:7ヶ月から最長48ヶ月まで使えるベビーカー(バギーもコチラに含まれる)
ベビーカーの選び方ポイント解説
では実際に、数多あるベビーカーの中で何が一番最適なのでしょうか。
ベビーカーを選ぶ際のポイントは一点のみ。
ライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
もう少し詳しく解説していきます。
育児環境の確認
主にお出かけの際フル活用するベビーカーですが、ライフスタイルによってその活用度が変わってくるのは、いうまでもありません。
ベビーカー選びで失敗しないためには、
- ライフスタイルを改めてチェックしておきましょう。
育児環境は、家庭によって全く異なります。
都心と田舎でも様相は変わりますし、もう少し具体的にいえば、普段の移動が公共交通機関を主に使っている家庭、車移動がほとんどという家庭もあります。
子沢山の家庭(年子など)なら、移動の際A型・B型どちらも必要になってくるでしょう。
また、冒頭でお伝えした通り、 育児グッズはお金がかかります。予算を抑えるために、腰が座るまでは抱っこ紐のみで過ごして、B型を購入するという選択も賢いやり方です。※そもそも乳児期は免疫力が低いため外出自体そこまで多くないですからね
個人的にはまずはA型一択ですが(後のことは後々考える)、ベビーカーを購入検討する際は、家庭ごとライフスタイルに合わせて選ぶようにましょう。
バギーボードの活用も視野に
A型、あるいはB型を購入後、兄弟を一緒に乗せたい(移動したい)なんてこともあると思います。
通常はA型を購入後、B型を検討すると思いますが、何もB型のみが選択肢ではありません。
「バギーボード」もぜひご検討ください。
お子さんが一人でも、月齢が上がってくると、あまり座りたがらないシチュエーションがいくらでもあります。
そんな時ベビーカーを荷物置きにして、バギーボードをセットしておくと移動がグッと楽になりますよ。
【おすすめバギーボード】
厳選版おすすめ人気ベビーカーランキング
本ランキングは、先輩ママ・パパの口コミや、自身の経験、その他外部からの評判を元に、人気製品を3つだけ厳選しています。
ベビーカー選びの参考にしてくださいね。
コンビ Combi ホワイトレーベル メチャカル プラス plus HF(スゴカル)
現行モデルは“スゴカル”ですが、旧モデルの“メチャカル”で充分。というより、ほとんど性能も変わらないため、型落ちモデルの方がコスパがいいです。
メチャカルは、その名の通り5kgを切る軽量モデル。オート4キャス(対面・背面時前輪のみ回転する機能)や、衝撃を吸収してくれるエッグショックなど、ハイグレードモデル並みに使い勝手が魅力の製品です。
【おすすめPOINT】
- ダブルホイール&オート4キャスでスイスイ小回り
- 4.9kg軽量モデルで持ち運びも楽々
- 衝撃・振動から守る独自の振動レスシステム
Amazonオリジナル「コンビ fugebaby ベビーカー メチャカル オート4キャス エッグショック」も超人気商品です
第2位:ヤトミ ベビーカー スムースバギー
セカンドベビーカーとして人気のヤトミのベビーカー「スムースバギー」。
特徴は何と言っても1万円を軽く切るコスパの高さ。価格以上の機能と携帯性が魅力の製品です。
デザイン自体はシンプルなので、自分風にアレンジするのもいいかもしれないですね。
【おすすめPOINT】
- 手軽に使えるシンプルバギー
- すっきりコンパクトに収納
- セカンドベビーカーに最適なコスパ力
ヤトミには、コチラの記事で紹介した、Amazonベストセラー「キコリの小イス」などがあります
また、トイザらスのバギーなら、さらに安い3,000円前後なので実店舗が近くにあるならそちらもおすすめです!
第3位:アップリカ Aprica カルーンエアーAB
「カルーンエアー」は「ラクーナ」と並んで、アップリカの軽量・両対面シリーズのエントリーモデルです。
その名の通り、なんと重さはたったの3.9kgと超軽量。
歩きが多く、公共交通機関を多く利用する方なら軽量モデルのラインナップから探してみるのもおすすめです。
【おすすめPOINT】
- 超軽量3.9kg両対面(AB型)ベビーカー
- 熱とホコリから遠ざけるハイシート
- 軽いだけじゃない多機能モデル
まとめ
これまで、実店舗、友人、妻のママ友、その他様々なところでいくつかベビーカーを見て、触れてきましたが、冒頭でお伝えした通り、割となんでも大丈夫です。
安全性には配慮したいですが、どのブランド(メーカー)のどの製品も、基本しっかりと作られています。
しかもベビーカーが使えるのはせいぜい3歳ぐらいまで。全く乗りたがらないお子さんもいるので、無理して一番いいもの(ハイグレードモデル)や、単に人気だからで選ばず、ライフスタイルに合わせるのが一番です。