
■ なぜ夫は妻への態度を豹変させてしまうのか?!
女性の場合、中高年になると高い確率で頭痛や目眩などの更年期障害の症状に苦しめられるわけですが、それらと似た症状で最近では夫の言葉の暴力や辛辣な態度による「夫源病」を患うケースも増えています。
特に最近増えているのが夫が定年退職して家にいる時間が増えることによって、夫と接する時間が否応なしに増えてしまうケースです。妻の側は逃げ場が無いので心身ともに苦しめられてしまいます。
夫は定年退職したことによって、これまで会社で働いていたような社会での活躍の場が奪われてしまったため、溜まりに溜まったフラストレーションを自分の妻にぶつけられてしまうケースが少なくありません。

『 定年後に夫婦仲が悪化する!? 』
夫が長年勤めあげた会社を定年退職すると精神的に不安定な状態に陥りやすく、その影響で夫婦仲が悪化するケースが少なくありません。過去5年間にわたって団塊世代の方々が大量に定年退職されたことから、今後メディアを通じてこうした問題が取り上げられる機会が多くなるかもしれません。
こうしたことを事前に知っておくのと、そうでないのとでは問題に直面したときに取れる対応が大きく異なります。今回はこうした問題を回避していただくために、妻の病気の9割は夫がつくる (医師が教える「夫源病」の治し方)